ウェイクボード
ウェイクボードの話。
この話は今までのモテとかとほとんど関係ないです。
どっちかと言うと情けない話かな。
誰に向けて書くというのは決めていません。
恥ずかしい思いをたくさんしながら、成長した気がする話。
スノーボードを始めたのも30才からで遅かったのですが、ウェイクボードはもっと遅かった。
40になってからです。
たまたま飲みの席で知り合った人に勧められて、面白そう!やってみよう!と思って始めました。
誘ってくれた方も、見た目からは想像できない運動オンチでびっくりしてたと思います…
口には出さなかったけど笑
ウェイクボードというのは、水上スポーツです。
スノーボードのような板を履いて、ボートに結んでいるラインを持ち、ボートに引っ張っられる力を利用して水上を滑ります。
ボートの引き波を使って、ジャンプしたり、技を決めたりするのがカッコいい横乗り系のスポーツです。
パッと見、スノーボードに似ていますが、
水の上を滑るので感覚が違うんですよね。
水の上をさーっと滑る感覚は他に例え難いです。とにかく気持ちいい!
カンカンに晴れた夏の暑い日に、水しぶきをあげながら水面を滑る感覚は一度味わうとやみつきになります!
だけど、
水上なので滑れなければ沈むし、転んでも一発アウト。
静止していることが出来ないので、
滑れる時間もスノーボードよりだいぶ短いです。
上手な人はすぐ滑れるようになって、色々トリックとかできるようになるんですけど、
案の定、私はめちゃくちゃ苦戦しました。
誰も見ていないところでこっそり練習できるスポーツではないので、
みんなの見ている前で、まあ転ぶ転ぶ…
滑り方は教えてもらえるのですが、教わったことが全然できず、ばっちん、ばっちんアザだらけになるくらい転ぶ。
その度にボートを止めてもらって再スタートなんです。
みんなが2、3回で出来ることが何十回やってもできない。
いや、楽しくてやってるんですけど、
あまりに上達しないから、だんだん辛くなってきて、何度もやめようと思ってました。
そうなってくるとだんだん見方もネガティブになってきて、
若い人ばかりの中の下手くそおじさんがいて嫌がられないかな…
同年代はものすごく上手な人ばかりなのに、あの人なんであんなダサいんだろう、
ひとりぼっちで何の恥を晒しに来てるんだろう…
もう考えるだけで、無茶苦茶切なくなってきて、
やっぱ自分にはこういうアゲなスポーツ向いてないよ。年寄りの冷や水でしょ。
身の丈にあったことしよう。
と考えていました。
そんな思いを感じながらも、滑り終わったら、なぜか次の滑る予約を入れていたんですよね。
つづく。