筋トレ
ウェイクボードの話を書いて、なんであんなに下手くそなのに執着してるのか考えているうちに、
あぁ、そっか、筋トレもウェイクボードも同じところに喜びを見出しているんだな!ということに気づきました。
それは、小さな小さな成長です。
人から見たら本当に何が変わったか分からないと思います。
いわば、自己満足。
どんなに下手くそでもやり続けていると、どんくさいなりに成長するんですよね。
それが楽しい。
最近は割と筋トレがブームになりつつあるので、私が行くジムも以前と様子が変わってきています。
それは、
以前はランニングマシンとか、マシンでする簡単なウェイトトレーニングをする人が多かったけれど、
最近はフリーウェイト(ダンベルやバーベル)を使った本格的なトレーニングをする方が増えたことです。
フリーウェイトは筋肉全体を使って行うトレーニングなので、効率良く筋肉を刺激でき、
筋肥大に最適なトレーニングです。
このフリーウェイトを使って、筋肉を成長させる人が最近すごく増えています。
半年、一年でみんなどんどんデカくなっています。
このフリーウェイトでトレーニングする人たちは分かっているんですよね。
ちょっとずつ、ちょっとずつ体が変わっていく喜び。
体がまだ仕上がっていなくても、
ちょっとずつ育てることで、立派な肉体になることを知っています。
知っているというか、信じている。
この変化を信じるということが
とても大事だと思っています。
はじめから上手くいきっこないんです。
でも、信じて続けていれば必ず変わる!
これが筋トレの一番の醍醐味だと思っています。
変わってきたときの喜びを一度味わってしまうと、
乳酸が溜まって、筋肉がギチギチに痛いのも、
痛すぎて腕も足も上がらないのも
ぜんっぜん楽しい!!
余裕で楽しいです!!
筋トレの面白さの真逆で、一番面白くないのは、意味のない単純作業だと思います。
やっていることに意味がなく、成長もないことです。
囚人に与える一番の苦行は、
地面に穴を掘らせ、それを埋めさせる。
そして、意味もなくまた同じ穴を掘らせる、
また埋める。これを永遠に繰り返させることだそうです。
ウェイクボードも筋トレも、
やることに意味も成長もなければ
ただの苦行です。
筋トレは成長があるから、ものすごく楽しい。
では、筋トレの意味とはなんでしょう?