中2

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ちょっと話を遡って、

女性とまともに会話できなかったころの話です。

 

小さい頃は普通にお話しできてたんですが、

おかしくなってきたのは、高校生とか大学生くらいからの気がします。

いや、中学生でも怪しかった気がするな…

 

割とすぐ人のこと好きになってしまう人間でした。

ちょっとでもいいなと思うと、もうすーぐに好きになって緊張してしまう。

まず目を合わせられない。

敬語で話し始める。

見てないのにカッコつけ始める。

なんちゅうか自意識高すぎて、思い出すだけでも恥ずかしい…

中2か!

殴り飛ばしたいあの頃の恥ずかしい自分を…

 

おっぱいが大きかったりしたら大変!!

頭の中全部おっぱい!

おっぱい&おっぱい。

見ないように、見ないように、細心の注意を払ってるので話しどころじゃない…

そして、ちらっと見る!

バレてるよ!あんたのそのキモい動き全部バレてるよ!!

童貞感溢れてるよ!

 

その結果、心の中とは裏腹にキレイな女の人の前では超クール。

緊張しすぎて、何も言えなくなってクールに振る舞うしかないという…

何か話しかけられても、「おっ、、おう…」

「知らねー…」

怖いよ…怒ってんの?

 

もしくは紳士風にくそ丁寧な言葉づかいで壁を作る。

「はい。今回は遠慮しておきます。」

「お誘いありがとうございます。」

はあぁ…ダサい、ダサすぎる…

こんなんじゃいつまで経っても仲良くなれんよ。

 

気軽に話せる愉快で気の利く人間になぜなれんのか!

 

ダサい自分に心底うんざりしていました。

カッコつけてる自分が本当に嫌いだったんです。

おっぱいが大好き!って爽やかに嫌味なく言える人間になりたかった…

 

しかし、この頃はなぜ自分がモテないのかまったく分からず

ビジュアルを磨きさえすればいいと思っていたんですよね。

ちなみに30過ぎまでこんな感じ…

残念すぎる。

頭悪いにもほどがあるわ…

 

そういうことじゃないと気付くのはもう少し後のことでした。